長期休暇中の自由研究に!子供と遊べるおもしろ科学実験

子どもとの科学実験は面白い 子育て
KidahaによるPixabayからの画像

幼児が簡単に楽しめる科学実験を、先日「こどもめばえフェスタ」で体験してきました。

どの実験も親子とも大変興味深かったので紹介させてください。

体験した感想もお伝えします。

材料さえ入手すれば家でも科学実験ができ、子どもの科学の目を育てられますよ!

夏休みの自由研究にもおすすめです。

こどもめばえフェスタは大学や専門学校などが親子のために開催する学び発見イベントです。
2019年6月22日に第2回が開催されました。

伸ばしたコイルがみるみる戻る実験

やり方
1.形状記憶合金のコイルを手で伸ばす。

2.熱湯につける。

3.コイルが元に戻るのを観察する。

どうして?
「形状記憶合金(けいじょうきおくごうきん、英: Shape memory alloy, SMA)は、ある温度(変態点)以下で変形しても、その温度以上に加熱すると元の形状に回復する性質を持った合金で、この性質を形状記憶効果(SME)という。」(Wikipediaより抜粋)

実験の感想
びよーんと手で伸ばしたコイルが、お湯に入れた瞬間にシュルっと縮んで元の形に戻るのが楽しくて、3歳児も自分で何度も繰り返し実験していました。

熱湯に注意すれば、小さな子でもその不思議な現象を自分で体験することができます。

ペットボトルの中に雲を作る実験

ペットボトルで雲を作る実験

ペコっと凹むくらい指でぎゅっと押してはなすと雲ができる

やり方
1.500mlのペットボトルに20mlのエタノールを入れる。

2.ヘアスプレーを入れてフタを閉める。

3.エタノールが全体に行き渡るようにペットボトルを手で温めながら回転させる。

4.ペットボトルを両手でペコっと押して、すぐに戻す。

5.ペットボトルの中が少し白くなる。これが雲。

6.見えづらい場合は黒い紙をペットボトルの奥において観察する。

※エタノールは薬局で手に入る 
※エタノール原液は刺激が強いので子どもが触らないように気を付ける

どうして?
空気中のちりや塩の成分に水や氷の粒がついたものが雲になります。

この実験では蒸発しやすいエタノールが空気中の水蒸気の代わり、ヘアスプレーがちりの代わりになって、ペットボトルの中で雲を作り出せます。

実験の感想
普段空でしか見られない雲をペットボトルの中で作り、何度も自分で作り出せることが面白かったです。

この実験をとおして、どうして雲ができるのかの仕組みにも興味が持て理解できました。

子どもたちも雲の入ったペットボトルを自分のものにできてうれしそうでした。

あわあわスライム作り実験

ふわふわしたスライム

水を含んだ感触がやみつきになりそう

やり方
1.使い捨てプラスチックカップに洗濯のり20ml、水20mを入れよく混ぜる。

2.ハンドソープの泡タイプを5プッシュ入れてよく混ぜる。

3.ホウ砂7gとお湯100ccに着色料を入れホウ砂水溶液を作る。

4.2.のカップにホウ砂水溶液小さじ1を入れてよく混ぜたらできあがり!

※ホウ砂は薬局で手に入る
※ホウ砂を触った手で目を触ったり食べ物を食べたりしない

どうして?
洗濯のりの成分とホウ砂が結合した部分に水が閉じ込められるため、スライムが出来上がります。

ちなみに塩をかけると洗濯のりとホウ砂のつながりが緩み、水分が出てくるらしいです。

感想
子どもも大好きなスライムがふわふわに出来上がり、作っている過程も、作った後に遊ぶのも楽しかったです。

またスライムがどのように出来ているのかも知れて面白かったです。

子供と一緒に感じる「科学って楽しい!」

今回の実験を通して、子どもが勉強としての科学ではなく、身近にあるものとして科学の不思議さや面白さに気づくきっかけになりました。

また、大人も科学に対する興味を持つことができました。

学生時代にあまり科学に関心のなかった私もこれを機に子どもと一緒に科学を学んでいきたいと思います。

大学生のお兄さん、お姉さん、優しく丁寧にご指導いただき、どうもありがとうございました!

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