2019年9月14日にオープンした日本オリンピックミュージアムに子連れで行ってきました。
オリンピックの歴史や選手のすごさを体験できるオリンピックミュージアム。
アクセスや入場料、展示や体験できる内容を子どもとおでかけした感想をまじえて紹介します。
また、近くで食事のできるカフェやレストラン、子どもと一緒に遊べるおすすめスポットもご案内。
日本オリンピックミュージアムへのおでかけを検討している方は参考にしてください。
とても分かりづらい場所にある日本オリンピックミュージアム。
一言で言うなら、国立競技場のすぐ裏です。
最寄り駅はどこも大人の足で徒歩5分以上はかかってしまいます。
【住所】
【アクセス】 東京メトロ銀座線 外苑前駅から徒歩5分 都営大江戸線 国立競技場前駅から徒歩10分 JR総武線 千駄ヶ谷駅から徒歩12分 (日本オリンピックミュージアムの公式HPより抜粋) |
ちなみに、JR総武線の信濃町駅や東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線の青山一丁目駅からでも歩けなく半ない距離です。
どこから行くにも少し遠いという印象ですが、外苑はいちょう並木も有名で散歩するには気持ち良いコースです。
「屋外 MONUMENT AREA」と「1F WELCOME AREA」は入場無料で入れます。
オリンピック競技の体験を楽しめる「2F EXHIBITION AREA」のみ有料。
【2F EXHIBITION AREA 観覧料金】
※校外学習等の場合、引率教職員は無料となります。 (日本オリンピックミュージアムの公式HPより抜粋) |
ちなみに2Fはそれほど広くないので、わざわざ有料にする必要があるのかなというのが正直な感想です。
ただ、有料だからといって2Fを見ずに帰ったら、この日本オリンピックミュージアムに来た意味はないのではというくらい薄い印象になってしまいます。
「屋外 MONUMENT AREA」、「1F WELCOME AREA」、有料の「2F EXHIBITION AREA」でそれぞれ見られるものや体験できることを紹介します。
屋外のスペースには、日本で開催されたオリンピックの聖火台の縮尺3/4のレプリカが3つ設置されています。
1964年東京大会の聖火台、1972年札幌大会の聖火台、1998年長野大会の聖火台です。
新しくなるほどデザインも個性的でした。
また、「近代オリンピックの父」と呼ばれるピエール・ド・
全く知らなかったのですが、この嘉納治五郎の銅像のおかげで、1940年に幻のオリンピックが東京で開催されていたかもしれないという歴史を知ることができました。
一番目立つのは、五輪のオブジェ。
こちらでは多くの方が記念撮影をしていました。
わが家も子どもたちと記念撮影をしようと、五輪の輪っか部分に子どもを乗せようとしたところ、警備員さんたちに慌てて止められました。
登ることは禁止されているので気をつけてください…。
芝生のきれいな屋外スペースにはところどころにベンチがあり、すぐ隣にある国立競技場を眺められるので、横にあるオリンピックミュージアムのカフェでコーヒーを買ってゆっくり休むのにも良さそうです。
日本オリンピックミュージアムの1Fは無料で誰でも観覧できます。
主に2020年東京オリンピック関連のものが展示されていました。
東京オリンピックで使用される聖火リレーのトーチ(火を灯して手に持って運ぶ棒状のもの)やメダルも展示されていて、ワクワクしました!
ただ、無料スペースはそこまで広くなくあっという間に見終えてしまいます。
2Fの有料スペースのチケットは、この1Fで購入することができます。
メインといっても過言ではない2Fスペースはオリンピックの歴史がわかる展示からスタート。
歴代の聖火リレーのトーチや、過去日本で開催されたオリンピックスタジアムの模型、リオデジャネイロ大会で着用された衣装などが展示されています。
子どもはあまり興味がないようでかなりのスピードで素通りしていました…。
そして、親子で楽しめたのが、「オリンピックゲームス」というオリンピック選手のすごさを体験できるエリア。
ゲームをするような感覚で実際に体を動かして、オリンピック選手とどれだけ差があるのかを実感できます。
スキーのジャンプ競技の選手の体幹と、実際に自分でジャンプをした時の体幹がどれだけ差があるのか?
シンクロナイズドスイミングの選手たちのシンクロ率と、親子で動いてみた時のシンクロ率の差がどれだけなのか?
自分がジャンプしてみた高さと比べて、バスケットボールや高跳びの選手がどれだけ高く飛べるのか?
などなど。
実際に動いてみてオリンピック選手との違いが分かるで、すごさを実感できます。
一番驚いたのは、直線にひかれたコースをオリンピック選手が実際に走った速度で足跡がつくというゲーム。
2009年に男子100メートルの世界記録9秒58を樹立したウサイン・ボルト選手の速度を見ましたが、速い!!
親子一緒に夢中になって楽しめるエリアでした。
また、大きな画面でオリンピック選手の躍動や、オリンピック開会式の様子を楽しめる「オリンピックシアター」も子供と楽しめました。
開会式の映像を迫力たっぷりの大画面で観ると、2020年の東京オリンピックへの期待も高まります!
2F有料エリアは、そこまで広くはないのですが、小さい子どもと楽しみながらオリンピックを知ることができました。
日本オリンピックミュージアムに行くならば、ぜひ2Fの有料エリアを体験することをおすすめします。
日本オリンピックミュージアムの1Fにカフェがありますが、飲食スペースはありません。
そこで日本オリンピックミュージアム周辺の食事ができるレストランを紹介します。
子連れでも入れるので行ってみてくださいね~。
日本オリンピックミュージアムから歩いてすぐの神宮外苑内にあるレストラン。
テラス席もあり、のんびり過ごせます。
子どもも大好きなハンバーグやカレー、パスタなど洋食メニューが中心。
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外苑のいちょう並木をのぞむ店舗は、休憩にぴったり!
ホルモン剤フリーのアンガスビーフ100%のパティがおいしいニューヨーク発のハンバーガーショップです。
子どももウェルカムな雰囲気ですが、何せ立地が良いのでお昼時は混みます。
でも、少し贅沢においしいハンバーガーを味わいたいなら「シェイクシャック」はおすすめです。
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JR総武線の千駄ヶ谷駅や都営大江戸線の国立競技場前駅から徒歩2分のカフェ。
テラス席もある広い店内は、大きなソファ席などもあり、ゆったりとくつろげます。
おしゃれな店内で、パンケーキやドリンクを味わいながら、リラックスするのに最適!
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東京メトロ銀座線の外苑前駅のすぐ近く、雑居ビルの2階には『大戸屋』があります。
手軽にお安くおいしい和食をいただける上、子供用メニューの用意もあるので、子連れでも安心して入れます。
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日本オリンピックミュージアム自体、一回りするのに我が家では1時間もかからなかったです。
子どもと一緒に行く場合、日本オリンピックミュージアムだけだと物足りないというのが正直なところ。
そこで、日本オリンピックミュージアムから歩いて行ける子どもと一緒に遊べる施設を紹介します。
もしまだ元気が有り余っているならば、ぜひ立ち寄ってみてください。
機械、情報、新素材、バイオ、エネルギー等の最新の先端技術を知ることができるむ先端技術館。
近未来に実現される暮らしやサービスを間近で見たり、触ったり、動かしたりして、楽しく身近なものとして体感できます。
子ども向けのプログラミング体験教室や3Dプリンター教室なども開催されているのでスケジュールをチェックしてみてください。
入場無料でかなり楽しめます!
開館時間:9:30~17:00 休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は開館して翌平日休館) ※年度末は展示入替えのため休館 入場料:無料 場所:107-0061 東京都港区北青山2-8-44 アクセス:東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口から徒歩4分 駐車場:一般車はB1有料駐車場をご利用ください 食事:建物内にレストラン有、持込の弁当を食べる場所は無 (TEPIA 先端技術館より抜粋) |
大人300円、子ども(2歳以上)100円と有料ですが、大きな滑り台やトランポリン、ターザンロープや砂場など、子どもが体を動かして遊べるアスレチックがいっぱい。
小さな子なら喜んで1日中遊べる屋外エリアです。
芝生のスペースも広いので敷物を持っていくのがおすすめ。
開館時間:4月~9月 10:00~17:00 (最終入場 16:30)、10月~3月 10:00~16:30 (最終入場 16:00) 入場料:大人(中学生以上)300円、子ども(2歳以上)100円 場所:〒107-0061 東京都港区北青山1丁目7番5号 アクセス:JR「信濃町駅」より徒歩5分、東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」より徒歩10分 (明治神宮外苑にこにこパークより抜粋) |
日本オリンピックミュージアムへ行って、2020年の東京オリンピックに向けての期待が高まりました。
スポーツにあまり興味がなくても、選手のすごさを体感できる場所。
小さな子どもと遊びに行っても楽しめました。
ただ、展示内容としては少ないので、日本オリンピックミュージアムだけを目的に遊びに行くと物足りないというのが正直なところ…。
神宮外苑に野球やラグビーの観戦に行く際に立ち寄ったり、外苑のいちょう並木へのお散歩ついでに立ち寄ったり、にこにこパークに遊びに行くついでに立ち寄ったりしてみるのがおすすめです。
できたての国立競技場も間近に眺めることができますよ。