手荒れに悩んだあげく、ついにパナソニックの食洗機「NP-TH3」を購入!
価格やキッチンのスペース確保などいろいろと考えて買いましたが、使ってみた感想は「もっと早く買えばよかった」!
わが家は幼稚園児2人を子育て中の4人家族ですが、一番滞る家事である「食器洗い」のプレッシャーから見事に解放されました。
今回、さまざまな食洗機の中からパナソニック「NP-TH3」を選んだ理由から、設置の工事費用やスケジュール、そして実際に使用してみて分かった使用感や注意点などをまとめます。
購入するかどうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
※2021年6月現在NP-TH3は生産終了のため、NP-TH4が同じランクの機種となります。
食洗器を購入する際に、工事不要の小型食洗機なども検討しましたが、すでに家族4人なので容量を考えて大き目のパナソニック食洗機を選びました。
小型だと、入れる段は1段、大型だと2段になっているので、入れられる量が断然違います。
また食洗機に食器をセットするのにコツがいるため、大きめサイズを買った方がいれやすいです。
引き出しは手前に引き出せるので、ちょっと奥まった場所でも食器を入れやすいのも使いやすい点です。
ちなみに工事不要の食洗機は、リーズナブルでよいのですが、いちいち水を汲んで入れる手間があるので、頻繁に使用するならば分岐水栓を付ける食洗機の方がすぐ使えてラクです。
※2021年6月現在NP-TH3は生産終了のため、NP-TH4が同じランクの機種となります。
食洗機を自分で設置することも可能ですが、工具も持っておらず自信がなかったので業者にお願いしました。
自力で取り付けようとした方が、水道の蛇口が古く固まりすぎて自分でなかなか開けられず、分岐水栓を付けるのに苦労したという話をきいたので迷わず業者を選びました。
かかった費用は次の通りです。
工事費用基本料金・・・5000円
コンセント取り換え・・2000円
分岐水栓・・・・・・ 10000円
排水ホース(延長分)・ 1000円
――――――――――――――――
合計 約1万8000円
これに食洗機本体の代金 約8万円弱がかかったので、全部で10万円弱でした。
高い買い物ですが、食洗機は寿命も長いらしく、壊れなければ10年ほど使えるそうです。
また、すぐに新機種が発売するタイミングだったので、新機種を購入するよりは3万円ほど安く本体を購入することができました。
工事のスケジュールとしては、一度無料で見積もりに来ていただき、必要な分岐水栓の型番や置く場所によって延長が必要な排水ホースなどを業者の方に調べていただきました。
設置場所に迷っていたため、場所によって必要なものを見積もりを3種類ほど出していただきました。
そして必要なパーツを自分で注文したあとの工事となりました。
工事は1時間もしないで問題なく取付完了しました。
実は、設置場所を決める際になるべく追加で購入するパーツが少ない位置に決めたのですが、結局収まりが悪くあとから動かしました。
この大容量の食洗機は何せ大きいのです!
パナソニック食洗機NP-TH3の大きさ
約 幅550×奥行344<ドア解放時565>×高さ598mm
わが家は最初シンクスペースをつぶして、ステンレス台の上に食洗器を置こうと考えたのですが、コンセントの位置が遠く、配線をかなり伸ばさなければいけなかったためあきらめました。
カウンターキッチンのカウンター部分に置くこともできますが、視界はふさがれます。作業スペースを確保したい場合には、カウンターに専用のステンレス台を取り付けると安定します。
結局はL字キッチンの角に置くことにしました。
作業スペースは減りましたが、収まりはよいので満足しています。
食洗機は高い水温と高圧の水流で洗うため、手洗いよりもきれいになります。
また、手洗いよりも節水でき光熱費も抑えられいます。
5人分相当の食器を洗うときの水使用量
(手洗い時) 約75L ➡ (食洗機) 約11L
2Lペットボトル 約32本分の節約!
※パナソニック公式HPより引用
1回あたりの光熱費
(手洗い時) 約53.2円 ➡ (食洗機)約26.9円
1日2回毎日使えば、年間約1万9100円の節約!
※パナソニック公式HPより引用
モードも汚れのレベルから3段階で選べたり、エコモードが付いていたりと使い勝手がよいです。
また、「高温除菌」や「乾燥」もできるので衛生面でも安心です。
油ものの料理のあとは、洗剤をたくさん使わなければいけないので手荒れを気にして食器洗いが面倒でしたが、食洗機がきれいにしてくれるのでさっと水ですすいで入れるだけ。
食器をシンクにとりあえず放置することがなくなって、シンクの水垢も減りました。
食洗機を使用したときに出る排水をシンクに流すので、洗剤入りの温水でシンクの汚れも多少流してくれている気がします。
パナソニック食洗機NP-TH3は容量も大きいので、食器だけでなく調理器を洗うことも可能。
フライパンや鍋、炊飯器の釜も入りますが、一度洗うと1時間ほどはかかるので、食器を優先させて食洗機に入れることが多いです。
その間にフライパンや鍋は水につけ置きしておいて、食器洗いが終わってまだ時間に余裕があれば調理器をまとめて洗っています。
また、弁当箱や弁当箱に使ったシリコンカップ、水筒や水筒の部品の細かいゴムなども「ちょこっとホルダー」に入れれば洗えるのが、子育て中のママにはうれしい機能です。
上段右上の棚が外れるので、背の高いものを置くこともできます。
そして、主婦になってからずっと悩まされていた手荒れも劇的に改善しました(涙)!
※2021年6月現在NP-TH3は生産終了のため、NP-TH4が同じランクの機種となります。
食洗機で食器を洗った後は、そのまま放置してしまうことが多いのですが、ニオイが気になったことはありません。
パナソニック食洗機NP-TH3には、洗浄のあとに「高温除菌」や「乾燥」を選べます。
このふたつを選べば、だいたいのお皿はきれいに乾いています。
ひとつだけ気になるのは、コップを逆さにしておいたときに、コップの上に水がたまること。
少し斜めに置くなどすれば、水がたまることもないと思いますが、わたしは面倒なので特に気にしていないのが実情です…。
菌の繁殖が気になる方は、パナソニックの上位機種に「ナノイーX」という庫内のニオイを抑制しながら除菌する機能があるのでおすすめです。
最初に使用してみての感想は、「結構音がするな…」です。
ただ、洗濯機の音と同じくらいなのでそこまで気にならないレベルです。
わが家では夜に洗濯機を回しているので、食洗機の音がしていても特に気になりません。
散々悩んで食洗機の置き場を決めたのですが、誤算だったのが扉を引き出すスペースも必要ということでした。
パナソニック食洗機NP-TH3の大きさ
約 幅550×奥行344<ドア解放時565>×高さ598mm
わが家の場合、作業スぺ-スに物が置いてあると扉を引き出せないのです。
必然的にいつもキッチンの作業スペースは何もない状態にしておかなければなりません。
食洗機を使うようになって、わが家のキッチンはシンクだけでなく作業スペースもきれいに保てるようになりました…。
山崎実業の食洗機の専用ラックなどを導入すると、下のスペースも使えるようになります。
わが家も検討中ですので、購入した際にはレビューしたいと思います。
食洗機を使うようになり、最初に戸惑ったのが庫内への食器の並べ方。
「どこにどの食器をおけばすべて入るのか」「どの食器が食洗器対応なのか」など慣れるまで時間がかかりました。
しかし、いつも使う食器はだいたい決まっているので、一度位置が決まれば毎回その場所に置けばよいので迷うことはあまりなくなりました。
また、自然と食洗機に入りづらい食器や食洗器に対応していない食器などは使わなくなるので、手間になることはなくなるはずです。
むしろ、食器を並べるだけで洗ってくれるという利点の方が勝っているように感じています。
※2021年6月現在NP-TH3は生産終了のため、NP-TH4が同じランクの機種となります。
総合的に見て、パナソニック食洗機を購入して大満足です。
デメリットを差し引いても、夕飯後の憂鬱な皿洗いから解放されたことは主婦の負担がかなり減りました。
その分、子どもの寝かしつけに余裕が出たり、自分のゆっくりする時間ができたり、何より手荒れが改善されたことは大きいです。
もしも旦那さまが奥さんのために家電を選ぶなら食洗機をおすすめします!
購入を迷っている方にはぜひおすすめできるお買い物です。