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ピアノの習い事 男の子に習わせたメリットと注意点

子供の習い事として昔から人気のある「ピアノ」。

実際に4歳の男の子に1年間習わして感じたメリットや注意点、費用を紹介します。

子供にピアノを習わせようか迷っている方や、習わせているけれど進度が心配な方など、ぜひ参考にしてみてください。

ピアノを習わせたメリット

1年間息子にピアノを習わせた結果、現段階で感じている習い事としてのメリットはこちら!

集中力がついた

30分のプライベートレッスンを続けることで、先生の話をよく聞くことや椅子に座ってピアノや座学に集中することができるようになりました。

園生活では先生と1対1で30分も向き合うこともないので、勉強する基本の姿勢を身に着けるきっかけとしてとても良かったです。

自己肯定感が高まった

保育園や幼稚園ではやらない「ピアノを弾くこと」に対して特別感を覚え、ピアノに励んでいます。

ほかの人にはない特技が自分にはできるということが自信になっているようです。

また、短い曲でも弾けるようになると、小さな達成感をその都度味わうことができて自己肯定感が高まります。

発表会という目標ができた

ピアノの発表会は人前でピアノを弾く特別な体験になるkailingpianoによるPixabayからの画像

半年後に発表会に出演することが決まり、とても楽しみにしています。

課題曲は現状からいって大変難しいのですが、自らピアノに向かうようになりました。

人前で発表する特別な機会ができて、それに向けてがんばれるのは習い事としての大きなメリットに感じます。

譜読みができるようになった

楽譜を見て音を弾く譜読みができるようになりました。

音階とリズムを理解し、それをピアノで音にするという一連の作業を一度にこなすことは音楽の基礎となりますし、脳を鍛える意味でも効果があります。

譜読みができれば、将来的に歌をうたうときやほかの楽器を演奏するときの役にも立ちます。

音楽への興味関心が広がった

ピアノを始めてから、テレビで流れる曲を音階で歌ったり(間違ってはいますが)、歌をうたうことが好きになりました。

ピアノが音楽の世界を知るきっかけになればうれしいです。

また、幼少期のピアノで絶対音感を身につくことも多いので、始めるなら聴覚が発達過程である5歳以前の方がよいかもしれません。

ピアノを習わせる上での注意点

メリットを感じる反面、ピアノを習わせる上で親が気を付けたい点をまとめました。

個人的な意見も含まれますが、参考にしてみてください。

急に上手にはならない

ピアノを始めてしばらくはずっと「ド」の音を練習する期間がありました。

これは教室の方針や教材によっても違うと思います。

ただ、子どもの手はまだ未発達のため、なるべく無理のない範囲で進めていくというのが今の主流だそうです。

30年前くらいによく使われていた「バイエル」という教本では右手はメロディー、左手は伴奏を弾くというやり方でしたが、今息子が使ってる教本は右手と左手を同じように少しずつ動かす練習をして、両手でひとつのメロディーを弾くというやり方です。

昔習っていた親には「1年弾いてまだこの程度なのか」とヤキモキする期間でもありますが、他の多くのメリットに目を向けましょう。

個人レッスンにはお金もかかる

ヤマハやカワイなどの大手ピアノ教室だとグループレッスンもありますが、個人のピアノ教室などはほとんどがプライベートレッスン。

我が家の通っている教室は30分のプライベートレッスンで月謝も7500円と他の習い事よりは割高感があります。

ただ、毎年行われる発表会は1~2曲弾いて1万5000円程度と聞いていますので、それほど無理なく続けていけるのではと思っています。

子供と先生との相性が重要

親が良いと思う先生に習わせたいのはもちろんですが、子供が好きと思える先生にお願いすることが大切です。

特に4~5歳頃に始めるのなら、子供の扱いも上手で、子供自身がピアノ教室に行くのが楽しいと思わせてくれるような先生がおすすめ。

最初から嫌にならないように、子供の性格に合った先生を見極めるのが重要だと思います。

長い目で見れば、ピアノは家にあった方がよい

我が家では、私が使用していた実家のピアノを現在の家に運びました。

もしもピアノがないようであれば、早いタイミングでピアノを用意した方が家でも練習できるので良いと思います。

ピアノが家にあれば、いつでも気が向いた時に弾けるので趣味として続けるにもおすすめ。

アップライトピアノやグランドピアノの方がピアノを音楽として楽しむことへの近道になります。

信頼できる業者から中古ピアノを購入すれば少し費用を抑えられます。

グランドピアノは家に置くのも難しいPIRO4DによるPixabayからの画像

ピアノの値段の相場は
アップライトピアノ…約50万円~
グランドピアノ…約180万円~

もしも、ピアノを買っても子供が続けていけるかが心配ならば、最初はお手頃のキーボードや電子ピアノで様子を見るのもよいと思います。

電子ピアノはタッチやデザインなども豊富なのでお好みのものを探してみてください。

Korgは音階の正確性に定評があるようです。
カラーも白だと圧迫感もなく、インテリアにも馴染みやすいです。

ピアノの習い事にかかった実際の費用

我が家でのピアノの習い事にかかった実際の費用を紹介します。

教室の規模としては、何人かのピアノの先生が所属している中規模の音楽教室です。

目安にしてみてください。

●入会金 8000円
●月謝  7500円

●教材費
教本1・2冊目(4ヶ月使用) 2000円
教本3・4冊目(4ヶ月使用) 2500円
教本5・6冊目(4ヶ月使用) 2700円

●ピアノ調律代 15000円

 

ピアノは子供の情操教育としておすすめ

ピアノは子どもの感性を刺激してくれるMed AhabchaneによるPixabayからの画像

幼少期のピアノは、すぐに弾けるようになるわけではありませんでしたが、感性を豊かにしたり集中力を養ったりとさまざまな効果が期待できます。

お勉強は小学校に入ってからでもできるので、情緒が育つこの時期にピアノの習い事で子供の感性を育ててみてはいかがでしょう。

音楽に触れ、美しいと感じる心が育てば、今後生きていく上でもきっと役に立つはずです。また、プロを目指さなくとも、一生の趣味になれば人生の宝物になりますよ。

幼少期にピアノの習い事を8年して、大人になってから良かったこと
ピアノを子どものころに習っていて、大人になった今思うことをまとめました。ピアノの習い事の良かったところ、嫌だったこと、大人になってからの感想を率直に綴ります。これから子供の習い事に検討している方は参考にしてくださいね。
すずな

現在、2人の子どもを育てている専業主婦です。育児はできれば楽しく、家事はできれば手抜きしてがモットー。趣味や自分だけの時間も大切にして、毎日を充実させたいと思っています。人生の「今」を楽しむ。気になったことはどんどんチャレンジして、前を向いて生きていきたいです!