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つらい花粉症対策に!おすすめの便利グッズから耳鼻科の外科手術まで

つらい花粉症のシーズンを少しでも快適にすごしたい!

そんな方におすすめの今すぐできる方法や便利グッズから、根本的に治す方法まで紹介します。

私自身幼いころからアレルギー体質でずっと花粉症に悩まされてきました。

耳鼻科に通いレーザー治療や鼻づまりを治す治療も体験した中から、本当におすすめの方法をお伝えします。

 

 

つらい花粉症を和らげるおすすめの方法

Annalise BatistaによるPixabayからの画像

つらい花粉症シーズンになるべく症状を和らげる方法やおすすめの便利グッズを紹介します。

自分のちょっとしたケアで、だいぶ楽になりますよ。

 

 

外出時はなるべく花粉に触れない対策を

外出時は、最も花粉に触れることになるため、鼻から花粉を吸いこまないようにマスクは必須。

ただ、昨今のウィルス騒動のためマスクが品薄です。

そんな時にはちょっと視点を変えて探してみると、意外と使えるアイテムがあります。

まずはマスクしなくても、顔に直接スプレーできるタイプの花粉やウィルスの付着を抑制するマスク。

マスクのわずらわしさがない上、人に会うときにも気にせず使えます。

 

続いて、鼻に直接つけられるマスク

鼻に入れることに少し抵抗はありますが、99%の花粉を遮断

しかも洗って繰り返し使えるのは経済的です!

見た目にはほとんど付けていることに気づかれないのでは!?

鼻からだけでなく目がかゆくなるのも防ぎたいものです。

わたしは目が悪いのですが、花粉シーズンにコンタクトにするとかゆみが強いと感じるため、メガネで過ごすことが多いです。

花粉対策用に、ゴーグルタイプになったメガネも多数販売されています。

特に注目したいのが、Zoffの花粉対策メガネ

Zoff +PROTECT(出典)www.zoff.co.jp

花粉よけのフードが着脱式になっていて、花粉の時期以外はフードを外せば普通のメガネとして使えます(特許取得済み)。

度なし・度入りとも各7000円(税別)とお手頃です。

フード一体型の花粉対策メガネは、マスクをつけた時にくもりづらい曇り止めマスク。

こちらは度なしで3000円(税別)。

度なしは翌日配送もしているので、すぐに手に入りますね!

見た目も普通におしゃれなので、ぜひチェックしてみてください。

 

帰宅後はすぐに花粉を洗い流す

外から家に帰ったら、花粉を払ってから家に入りましょう。

また、うがい手洗いはもちろん、顔を洗ったり、鼻うがいするのも効果的。

鼻うがいは一度やり方が分かれば、鼻の奥の花粉まで洗い流せてスッキリ!

しかも正しいやり方でやれば全く痛くありません。

鼻うがいにチャレンジしてみたいという方は次の記事をご参照ください。

鼻うがいのやり方と生理食塩水を自宅で作る方法~初心者のわたしでも簡単にできた!~
毎日の習慣に鼻うがいをいざ始めようと思っても、痛そうだったり難しそうだったりと、躊躇してしまうことも。 そこで、鼻中隔湾曲症の手術後に鼻うがいを始めたわたしが、初心者でも簡単にできる鼻うがいのやり方と、生理用食塩水の作り方を紹介します。 慢...

 

目を洗う時にはアイボンを使うとよりスッキリ!

しかも目から取れたゴミが直接見られるので満足度が高いです。

家に帰ったらできるだけ花粉を家の中にいれず、体に付いた花粉も取り除くようにしましょう。

 

 

寝るときにも花粉対策はしっかり

夜は寝る前には必ず耳鼻科で処方してもらった花粉症の薬を飲んでいます。

また、寝ている間にもアレルギーをなるべく抑えられるように保湿の効果もあるマスクを。

口の乾燥も防げて一石二鳥。

夜マスクをして眠ることで、朝起きた時に必ずしていたくしゃみがなくなりました

柔らかい素材なので一晩中付けていても苦しくないです。

また、この手のマスクに多い中国製ではなく、日本製なのが安心できます。

 

 

 

耳鼻科でできる花粉症対策の治療

花粉症が毎年ひどく、日常生活にまで影響があるという場合は、耳鼻科で相談するのも手。

わたしも毎年花粉症に悩まされ、花粉以外にもハウスダストなどのアレルギーがあったため、鼻の手術を受けることにしました。

わたしが受けた2つの治療法と、まだ受けてはいないけれどアレルギーを根本から治せると注目されている治療法を紹介します。

 

 

レーザー手術

10年ほど前に、個人のクリニックで受けたのが鼻のレーザー手術。

鼻の粘膜をレーザーで焼いて、その部分のアレルギー反応を抑制するというもの。

入院しなくても、すぐに手術でき、しばらく様子を見たら帰れる簡易な手術

お値段も3万円ほどで、保険適用になればもっと安くできます。

ただ、わたしの場合、レーザー手術後すぐは鼻通りを感じたものの、かさぶたが何度か取れた後、元の鼻づまりの状態に戻ってしまいました。

しかも、あとから他の耳鼻科で聞いたところ、レーザー手術をすると照射して死んだ細胞のまわりに毛細血管が集まり、以前より膨らんだ状態になりやすく、より鼻閉を進行させてしまうという話。

簡単に受けられる手術だからこそ、きちんと検討することをおすすめします。

 

 

鼻づまりの手術

鼻づまりに悩まされ続け、昨年思い立って受けたのが鼻中隔湾曲症の手術

アレルギーの手術というわけではなく、鼻の真ん中の仕切り(鼻中隔)が曲がっている人が受けられる手術です。

こちらと一緒に、腫れてしまった粘膜なども除去してもらいました。

手術は全身麻酔で2泊3日の大変なもので、術後も2週間は苦しむことに。

ただ、この手術の効果は抜群で、鼻呼吸ができるようになったり、鼻をかめるようになりました!

花粉症のシーズンも鼻が全く詰まるということもなく、快適に過ごせています。

アレルギー自体が治ったわけではないので、アレルギーの薬は飲み続けていますが、飲み忘れても前ほどひどい状態にはなりません。

詳しくは下記のブログで体験談を書いておりますので参考にしてください。

鼻中隔湾曲症の手術ブログ 3泊4日の入院記録とつらさを和らげる対策
2019年10月、都内の大学病院での手術を受けてきました。 私が受けた手術内容としては、鼻中隔の曲がりを治す鼻中隔矯正術と、アレルギー性鼻炎により肥大化した粘膜をきれいにして通りをよくする鼻腔手術、副鼻腔炎を治す副鼻腔手術の3つです。 慢性...

 

 

舌下免疫療法

アレルギーを根本から治したいという場合は、舌下免疫療法があります。

これは、アレルギーの原因となる物質(例えばスギ花粉のエキスなど)を毎日少しずつ摂取して、カラダに慣れさせ、アレルギー反応を少なくするというもの。

アレルギーが起こらなくなれば、薬や手術などしなくても花粉症にならないというのが画期的!

ですが、毎日エキスを摂取し続けなければならないのが難点。

なんと最低2年、効果が出るには3年~5年は毎日摂取し続けなければならないのです。

風邪薬も飲み続けられないわたしには不可能…ということで諦めています。

また自分のアレルギー物質が複数の場合(例えばダニとスギとブタクサなど)、すべてを治療するのは現段階だと現実的ではありませんね。

ただ、根本的に体質改善できる方法なので興味がある方はぜひ検討してみてください。

下記のサイトから舌下免疫療法を行う医療機関を探すことができます。

舌の下(したのした)で行う鳥居薬品の舌下免疫療法専門サイト
こちらは、鳥居薬品がお届けする舌の下(したのした)で行う舌下免疫療法の専門サイトです。こちらのサイトでは、舌下免疫療法に関し相談できる施設検索をはじめとして、アレルゲン免疫療法の種類や効果など、さまざまな情報を掲載しています。

 

 

 

花粉症対策は「花粉を寄せ付けない」ことが一番!

花粉症対策におすすめの便利グッズ、耳鼻科での手術まで紹介しました。

一番簡単にできるのは、やはり毎日花粉に触れる中で、いかに花粉を体の中に入れないか。

日々の努力で少しでも快適にすごせると良いですね。

すずな

現在、2人の子どもを育てている専業主婦です。育児はできれば楽しく、家事はできれば手抜きしてがモットー。趣味や自分だけの時間も大切にして、毎日を充実させたいと思っています。人生の「今」を楽しむ。気になったことはどんどんチャレンジして、前を向いて生きていきたいです!