クレヨンハウス表参道店によく行くのですが、偶然出会った絵本『おとうとうさぎ』シリーズに娘が夢中!
書店に並んでいた全6冊すべてを読まされ、迷いに迷って『おばけイカにきをつけろ おとうとうさぎ!』を購入しました。
このおとうとうさぎシリーズは大人が見ても素敵で面白い絵本。
ちょっとドキドキするようなお話は、未就園児から小学生のお子さんでも楽しめると思います。
おとうとうさぎシリーズの作者はヨンナ・ビョルンシェーナさんというスウェーデン生まれの女性。
マンガ制作を学んだあと、イギリス・ロンドンの芸術大学に入学したそうです。
おとうとうさぎシリーズのなかの『おばけのめをみて おとうとうさぎ!』がスウェーデンの子どもたちが選ぶ本の人気投票「BOKJURYN2007」0~6歳部門で第一位に、『ひみつのおかしだ おとうとうさぎ!』も「BOKJURYN2010」で第一位に選ばれました。
スウェーデンの作家さんならではの独特な色づかいが目を引くおとうとうさぎシリーズ。
子どもが夢中になった理由はいくつもあります!
まずお話がちょっぴり怖てスリリングなところ。
おとうとうさぎシリーズは、魔女ややくびょうおじさん、おばけ、トロルなど、ちょっと現実にはない怖い存在が登場します。
ファンタジーの世界の怖いキャラクターが、作家さんのイラストによって魅力的に描かれています。
主人公はとっても怖がりなおとうとうさぎなので、主人公と同じ気持ちで冒険することができます。
しかも、最後は悪役をやっつけるのではなくて、仲良くなってしまうから不思議。
さいごには平和的でほのぼのしていて、親も安心して読み聞かせできるストーリーです。
またイラストは緻密に描かれていて、おとうとうさぎシリーズに何度も登場するキャラクターもいる上、小さなスペースで別の物語が展開していることも。
何度読んでも楽しみがあります。
またさいごのページにはおとうとうさぎの住む森の地図が描かれていたりと、おとうとうさぎシリーズの世界観をより深く楽しめるおまけページも!
子どもも大人もファンになってしまう絵本です。
クレヨンハウスからは日本語訳のおとうとうさぎシリーズは6冊発売中(2020年8月現在)。
クレヨンハウスの書店の方によると、本国ではすでに最新の絵本が発売されているそうなので、早く日本に入ってくるのが待ち遠しいかぎりです。
わが家では、夏という季節にぴったりの『おばけイカにきをつけろ おとうとうさぎ!』を購入しましたが、ほかの絵本も徐々にそろえていければと思っています。
個人的には疫病おじさんが出てくる『うんがよくなりますように おとうとうさぎ!』や、トロルが衝撃的なビジュアルの『ひみつのおかしだ おとうとうさぎ!』!もツボです。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね!
\シリーズ第1作目!怖いおばけは寂しがり屋さん/
\トロルのお菓子工場は大人が見ても怖い!/
\おばあちゃんのしあわせクッキーが食べたくなる/
\おばけイカの集めた陸の生き物が面白い/
\やくびょうおじさんとラッキーおばさんに衝撃の結末が!!/
\電車好きにおすすめ!まるでジェットコースターみたい/