夏に読んであげたい絵本は?気分を上げる5冊

夏に読みたい絵本5選 子育て
夏の気分を上げる絵本おすすめ5冊を選びました

夏になると読んであげたいおすすめの絵本を厳選しました。夏ならではの気分の高揚感や特別な体験を感じられる素敵な絵本ばかり!ページをめくれば、海へ、田舎へ、プールへ、川へ繰り出したくなります。さあ、絵本を手に取って早速夏を楽しみましょう!

うみへいく ピン・ポン・バス 竹下文子・作 鈴木まもる・絵

うみへいく ピン・ポン・バス

水色のピン・ポン・バスで海へ出発します

乗り物好きの子どもにはたまらない『ピン・ポン・バス』や『せんろはつづく』を手掛ける竹下さん・鈴木さんご夫妻による一冊。これは海辺を走るピン・ポン・バスの物語です。お父さん、お母さん、お兄ちゃん、妹の4人家族がバスに乗って海まで遊びに行きます。おなじみの「ピンポン」というバスのボタンを押す音とともに海までの停車駅のシーンを描いています。

この絵本の夏らしさといえば、ターミナル駅からバスに乗って、だんだんと景色が街から田舎に移り変わり、ついに海が見えたという場面!男の子が「うみだ!」とさけぶと乗客たちも一斉に窓の外を見るという場面は、海が見えたうれしさを読み手にありありと伝えてきます。海の景色の美しさはもちろん、家族や運転手さんの表情もいきいきと描かれていて、さらにやわらかな言葉づかいが読んでいて自然と心がほぐれていきます。

さらに面白いのは、ところどころに絵本ならではの小さなストーリーがちりばめられているところ。街で子どもが飛ばした紙飛行機がバスの上に乗り、後の停車駅で降りた家族が見つけたり、バスに出ている広告のお店の看板が登場したりと、何度も読んでいくうちに謎が解けていくような快感も味わえます。ついつい細かいところまで目を凝らしてしまいます。

何度読んでも温かく、何度読んでも面白い。作者の愛情がたくさん詰まったこの絵本は夏に親子で何度も読み返したくなる一冊です。そして読んだ後は夏休みの旅行にでかけたくなりますよ。

トマトさん 田中清代・作

トマトさん

なんとも言えない表情をしたトマトさんがインパクト大

インパクトのあるトマトの顔が表紙。そのなんとも言えない表情に思わず引き寄せられてしまう方も多いのではないでしょうか。この顔だけの妙にリアリティのある「トマトさん」がこの絵本の主人公です。

実は我が家では2歳の娘が本屋でこの表紙を気に入って買いました。シュールなトマトさんですが子どもも飛びつくほどの魅力があるようです。また、脇役の虫たちやとかげ、亀などのキャラクターもユニークですよ。

お話の内容は、夏の暑い日にトマトさんが川に入るのを虫たちが手伝ってくれるというもの。トマトさんが最初は強がっていたのに我慢しきれなくなって泣いてしまったり、やっと川に入れてうれしそうだったり。その喜怒哀楽を、くるくると変わっていく人間味あふれる表情で描いています。

川に入ったシーンでは本当に気持ちよさそう!暑い夏の水の中に入るうれしさをこんなにも表現できるトマトさんの表情は一見の価値があります。ぜひ見てみてくださいね。この絵本を読んで、暑い夏に水に浸れる快感を味わってみてください。

なつのいちにち はた こうしろう・作

なつのいちにち

麦わら帽子に虫取り網を持った少年はどこか懐かしさがある

どこか懐かしい田舎の風景を圧倒的な画力で描いた美しい絵本です。まるで映画を見ているような迫力のある景色。躍動感のある構図。その絵の美しさにページをめくるたびに小さな感動さえ覚えます。

ストーリーは一人の男の子がどうしても捕まえたかったクワガタをやっと捕まえるというもの。とてもシンプルですが、その純粋な少年に幼かった頃の自分をつい重ねてしまいます。

生き物のたくさん住む緑豊かな自然の中で遊ぶ機会の少ない子どもたちにとっては、この絵本の風景を新鮮に感じるかもしれません。ただ経験したことがなくても、自然のそのすばらしさや美しさに共感できる一冊。夏ならではの青空、蒸し暑さ、青々とした緑、夕立の涼しさを絵本で体験してみてください。

およぐ なかの ひろたか・作

一生懸命泳ぐ男の子がかわいらしい

泳ぎ方を子どもにもわかりやすく教えてくれる絵本。どうして体が水の中に浮かぶのか、どうしたら泳げるのかを、子どもの気持ちに寄り添ってわかりやすく教えてくれます。

子どもは誰しも最初は水に顔を付けるのだって嫌がるもの。特に慎重派の子どもはやったことのない初めてのことや理解できないことをするのを怖がります。この絵本はそんな子供の不安を解消してくれるはず。

まずはきちんと水の中で泳げる理論を教えてくれて、次に練習方法を教えてくれて、最後はひとりで泳げるようにまでなる。泳げなかった男の子が泳げるようになるという成功ストーリーが、泳げない子どもの背中を押してくれます。

夏が始まる前に読んで絵本に出てくる男の子と同じように、お風呂で浮かんでみたり、おけの水に顔をつける練習をしてみたりしては?親が子に泳ぐ練習をさせるヒントもたくさん詰まった一冊です。

くだものだもの 石津ちひろ・文 山村浩二・絵

たくさんのかわいい果物たちが登場する

とってもかわいくて、ちょっぴりおかしな果物たちの夏の海水浴場での場面を描いたもの。一冊で物語になっているわけではなくて、つい口ずさんでしまうような言葉遊びを描いた絵本です。

「かいすいよくにはいかないスイカ」「キウイうきうきうきわでおよぐ」「バナナはなんばん?ななばんよ! 」など、小気味良いリズムはやみつきになりそう!また登場するリアルな質感の果物たちの突拍子のない行動についつい笑顔がこみ上げてきます。

この絵本を作るときには、言葉が先に出てきたのか?どうやってこんな果物たちのストーリーを考えたのか?作者のお二人の話をぜひ伺ってみたくなります。きっと考えているときもワクワク楽しんで作っていたのではないでしょうか?

果物たちの愉快なやり取りはほとんどが海辺の砂浜が舞台になっていて、とても心地よい気分になります。この絵本に登場するキウイと同じように浮き輪をもって、海の家のかき氷を食べに海水浴へでかけたい気分になりますよ。

夏の気分を絵本で楽しもう!

夏に読みたい絵本、おすすめの5冊はいかがでしたか?子どもだけじゃなく親までも読んでいて楽しい気分になるものばかりです。絵本を読んで、夏休みに何をしようか計画を立ててみるのも楽しそう。夏のワクワクした楽しい気持ちを親子で共有してみてください。

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