屋台の金魚すくいを子どもにせがまれ、急遽金魚4匹を飼うことになりました。
そこで、全くの初心者が金魚を飼うために買うべき、水槽やフィルター、底砂利、えさなどをまとめました。
さらに、餌のやり方、水替え、塩浴トリートメントなども紹介します。
また、金魚を飼育していく中で、初心者でも育てやすい金魚水草や家に置いてもオシャレな水槽、他の魚との混泳についても調べました。
もしも、同じように金魚すくいの金魚を家で飼育することになり困っている方がいれば、参考にしてみてください。
最初は、生き物を飼うことをためらっていたわたしですが、水槽に泳ぐ金魚は意外とかわいくて愛着がわきます。
ぜひ楽しい金魚ライフを始めてみてください。
金魚の飼育セットを買いに行く
金魚すくいでもらった金魚をとりあえずそっとわが家へ持ち帰り、最低限の飼育セットを買いにわたしはホームセンターへ走りました。
何を買えばよいか分からなかったので、店員さんに聞いたところ、おすすめの初心者向け飼育セットが1200円ほどだったので購入しました。
セット内容
●ガラス水槽「テトラ アクアリウムAG31」(31.5cm×18.5cm×24.5cm/12L)
横幅サイズによって魚の数の目安があります。
横幅サイズ | 17cm | 30cm | 45cm | 60cm以上 |
金魚の数 | 1~2匹 | 2~4匹 | 4~6匹 | 6匹以上 |
水槽は直射日光の当たらない、丈夫な台の上に置くのが良いです。
●フィルター「テトラ 金魚・メダカの静かなフィルター」
フィルターで酸素を出しながら水槽の水をきれいにろ過してくれます。
中にセットするろ過材は2~3週間ごとに新しいものに交換が必要。
●えさ「テトラフィン」
消化の良いフレークフードが金魚のふんを少なくするため水を汚しません。
また金魚の色を美しく健康に保ってくれます。
●カルキ抜き「テトラ 金魚の水つくり」
水道水に適量入れるだけで、カルキや重金属を中和し、金魚の住みやすい環境に整えてくれます。
金魚の飼育アイテムが、わたしが子どもの頃よりはるかに進化していてびっくりしました。
最低限これらがあれば、とりあえず金魚すくいの金魚を家で飼育することができますよ。
わたしはさらに、水槽の中もおしゃれにしたかったので、砂利と人工の水草も購入しました。
●人工水草「癒しの水景 たっぷりハイグロフィラ」(21cm×10cm×21cm))
ボリュームがあって色鮮やかで、水槽がぱっと華やかになります。
●底砂利「GEX ジェックス 金魚の砂利 ナチュラルミックス」(1kg)
金魚の色が映える砂利の色合いです。よく洗ってから水槽にいれます。
●水槽網
掃除用に購入しました。
細かいゴミは、網で取り除いた方がフィルターに頼るより、水がきれいになるのが早いです。
お買い物は以上でした!
↓こんなおしゃれでコンパクトな水槽もネットで手に入るようです。
即日~3営業日で発送してくれるようなので検討してみてもいいですね。
金魚を飼う水槽をセットする
金魚すくいで持ち帰った金魚が弱る前に、早速家に帰り水槽をセットしました。
手順は次の通りです。
1.水槽の置き場を決める
直射日光の当たらない、丈夫な台の上がよいとのことで、わが家はダイニングテーブルの上一択でした。
2.水槽、砂利、人口水草を水洗いする
洗剤は使わない方がよいです。
砂利は3~4回洗わないと水がにごります。
3.水槽に器具を付け、砂利、人工水草、水道水を入れる
水槽に、ろ材を差し込んだフィルターをかけました。
水は水道水を「水位」の位置まで入れました。
4.水の中にカルキ抜きの液体を入れる
適量を水道水に入れ、金魚に害のない水を作ります。
5.フタを乗せ、電源を入れる
電源を入れ、きちんと動くか確認。
6.金魚を水に慣らしてから、そっと入れる
金魚すくいでもらってきた袋のまま、水槽に入れ15分~20分そのままにして、温度を合わせます。
その後、ようやく金魚を水槽に移動させます。
金魚のお世話がスタート
金魚を水槽に入れたら、いよいよお世話がスタートします。
金魚にえさはいつからあげる?
水槽に入れた直後にえさをすぐにあげたくなりますが、ストレスフルな金魚はえさを消化することが負担になります。
また、水の中にはバクテリアもいない状態で汚れやすいので、しばらくえさは控えめにします。
金魚の状態と水質が落ち着いてきたら、金魚が数分ですべて食べきれる量のえさを1日2~3回に分けて与えましょう。
弱っている金魚がいたらどうすればよい?
1匹弱っている金魚がいたので「塩浴」というトリートメントを行いました。
水に対して0.5%の塩分を足すことで、金魚がラクになるという方法です。
10Lの水槽ならば50gの塩を入れればよいのですが、いきなり塩だけ入れると金魚がビックリして逆効果なので、水替えの時に少しずつ塩分を足していくのがよいです。
また、トリートメント中は金魚の体に負担をかけないためえさは中止です。
わたしは50gもの塩分を水槽に足すのが、どうしても不安だったので、次の方法で少しずつ塩分を濃くしていきました。
(わたしのやり方) 1.1Lのペットボトルに水道水、カルキ抜きの液体、塩5gを入れて溶かす。 2.水槽の水を1L組みだして、1.の水を入れる。 3.半日に1回ずつ1.と2.を行い、金魚の様子を見る。10L の水槽ならば10回くらいまで繰り返してOK。その前に、水草が枯れだしたり、金魚が元気になれば中止する。 |
水換えはどのくらいの量と頻度ですればよい?
水替えは水槽の水質を維持するために、定期的に行うことが必要です。
1回につき1/3の水槽の水を新しいものに入れ替えます。
月に2~3回は水替えをしましょう。
金魚の水槽をレベルアップしたくなる
一旦、これで金魚の生活も落ち着くはずだったのですが、最初に「間に合わせ」で買ったものだったので、どうしても不満が…。
毎日観察していると、気になる点がいろいろと出てきました。
生きている水草を入れたい
最初は手入れもラクでキレイな人工の水草で満足していました。
しかし、観察していると金魚が人工の水草をつついたり、水草に入りたがっている!
そこで、本物の水草に入れ替えることにしました。
市ヶ谷フィッシュセンターで店員さんに勧められたのは次の3つでした。
(初心者に育てやすい水草) ●カボンバ ●アナカリス ●アヌビアス・ナナ |
わたしは、見た目が気持ちよさそうな「カボンバ」を選んで持ち帰りました。
鉛の重しがついていましたが、店員さん曰く金魚に害はないということだったので、そのまま砂利に埋めました。
ただ洗わずに入れたら、かなり水が白濁してしまったので、よく洗ってから水槽に入れてあげてください。
金魚は心地よさそうに水草をくぐったり、ちぎれた草を食べようとしたりしていましたよ!
おしゃれな水槽が欲しい
間に合わせで飼ってしまった四角い水槽はコスパは最高ですが、ダイニングテーブルに置いておくには少し残念な気がしました。
「もっとオシャレな水槽が欲しい!」と思うようになり、インテリアとしても素敵な水槽を探しました。
結局、アクア360Rというラウンド型の水槽を注文!
↓その様子は、以下の記事で紹介しておりますので気になる方はどうぞ!↓
他の生き物も一緒に水槽に入れたい
「金魚だけでなく、他の魚も入れたら賑やかになるのでは?」と検討しましたが、金魚は気が強くて混泳が難しいのです。
エビや貝類は、金魚の口に入る大きさだと食べられてしまいます。
あえて飼うとしたらどじょう。
どじょうなら、金魚に追いかけられても砂の中に逃げられるのですが、小さな水槽で追い回されるのもかわいそうなので、金魚単体で飼うことにしました。
広い水槽ならば混泳を考えてもよいかもしれません。
金魚すくいの金魚を長生きさせられるように飼育しよう
金魚すくいでやってきた金魚。
水槽に泳がせてみると、とてもきれいでよく泳ぎます。
金魚すくいの金魚はすぐに弱ってしまうイメージですが、実は和金という種類の金魚は丈夫で長生きなんだそうです。
10年生きるともいわれています。
せっかく一緒に暮らすことになった金魚が長生きできるように、正しい飼い方を学び、環境を整えてあげたいですね。
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