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鼻中隔湾曲症の手術後~10日後の外来日までの記録 いつ鼻が通るのか?

長年の鼻詰まりから、鼻中隔湾曲症の手術&入院を経て、その後1週間の経過をどのように過ごしたかの記録を綴ります。

鼻は全く詰まっている状態で口呼吸という苦しい状況からいつ脱出できたのか?

また、手術後最初の診察で何をしたのかをレポートします。

鼻中隔湾曲症の手術を検討している方や、手術をしたけれど苦しすぎて、早く鼻を開通させたい方は参考にしてみてください。

鼻中隔湾曲症の手術と3泊4日の入院の記録についてはこちらの記事に記載しています↓

鼻中隔湾曲症の手術ブログ 3泊4日の入院記録とつらさを和らげる対策
2019年10月、都内の大学病院での手術を受けてきました。 私が受けた手術内容としては、鼻中隔の曲がりを治す鼻中隔矯正術と、アレルギー性鼻炎により肥大化した粘膜をきれいにして通りをよくする鼻腔手術、副鼻腔炎を治す副鼻腔手術の3つです。 慢性...

 

 

鼻中隔湾曲症の手術後、1週間は口呼吸を覚悟

かなり苦しい鼻中隔湾曲症の手術後、3泊4日の入院を経て帰宅。

しかし、フラフラでまったく家事などできる状態ではありませんでした。

入院中の診察では、鼻の中の綿はそのままで開通することなく口呼吸のまま暮らすことが決定。

10日後の外来で綿を取る処置をし、鼻の中のプレートに関しては1ヶ月後までそのままとのことでした。

退院してからの1週間は、普通の生活ができると思っていましたがそうはならず。

入院している頃に比べれば、ラクな状態の時もありますが、突然鼻を中心に熱や痛みを感じたり、歯が痛くなったりと、不安定な状態。

微熱や痛みが出た時には辛かったので、自分で持っていた鎮痛剤を使って乗り切っていました。

もう一つ気持ち悪かったのは、なんとなくにおいを感じ始めてから、鼻の奥に詰まっているだろう血のにおいが臭くて嫌な気分でした。

鼻の圧迫がひどく、口呼吸だけなので、人と話す気も起きません。

幼稚園児がいるのですが、送り迎えなどはほとんどを夫と母にお任せしていました。

どうにか朝のお弁当のみ作り、夜ご飯などはお惣菜を買ってきてもらい、適当にすませていました。

 

 

唯一の希望である「鼻うがい」をがんばる

なにせ口呼吸が辛かったので、少しでも鼻の中の綿を外に出したくて鼻うがいに励む毎日でした。

鼻の中に水が通るだけでも気分は少し良かったです。

1日2回くらいと指示されていたところを3回ほどは鼻うがいしていました。

鼻うがいに関してはこちらの記事で「生理用食塩水の自宅での作り方」など紹介しています。↓

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毎日の習慣に鼻うがいをいざ始めようと思っても、痛そうだったり難しそうだったりと、躊躇してしまうことも。 そこで、鼻中隔湾曲症の手術後に鼻うがいを始めたわたしが、初心者でも簡単にできる鼻うがいのやり方と、生理用食塩水の作り方を紹介します。 慢...

すると、退院から8日後(手術から10日後)、左の鼻から大きな塊がジュルっと出たのです!

そこで左鼻に初めて空気が通りました。

話すのが少しラクになり、夜寝ているときに息が吸えなくてパニックになることもなくなりました。

喜んでいると、次の日(手術から11日後)には右の鼻からもジュルっと塊が出ました。

外来の日の前日になって、鼻うがいによって自力で両鼻を開通させることができました。

耳詰まりも取れて、気持ちも前向きになり、やっと人と話す気になり、幼稚園の送迎なども行けるようになりました。

この時、鼻の通り道が奥まで続いていて、今まで生きてきて感じたことのない位奥まで空気を感じられたことに感動しました。

初めて、鼻中隔湾曲症の手術をして良かったのかもと思えた瞬間です。

鼻が通ったことによる驚きはもう一つ。

夜寝て、朝起きた時に、体の疲れがすっきり取れていてとても寝起きが良くなったのです。

今までは睡眠を取っても、朝起きると疲れていることが多かったのですが、よく眠れるせいか朝自然に目が覚めるようにもなりました。

鼻が通るって、生きていくうえで大事なことなんですね。

 

 

手術後の初外来が鼻を掃除。痛くてビックリする

鼻の中の綿を取ってスッキリさせてくれると楽しみにしていた手術後初の外来。

先生もにこやかにお話してくださって、鼻の中の溶けている綿を掃除するだけと余裕の態度で臨んだのですが、間違いでした。

鼻の中の掃除はすっごく痛かったです!

傷口を器具でゴリゴリ削られている感じ。

鼻の奥は棒状のもので麻酔を入れてくれているのですが、痛いものは痛い。

もう一回全身麻酔かけてよと心の中で叫びました。

涙を流しながら、先生の「大丈夫?」という呼びかけに「大丈夫です…」と答えるしかなく終わるのをひたすら待ちました。

終わった後の感想を聞かれましたが、何しろ痛かったので朦朧としていました。

ただ、鼻の通りとしてはかなりすっきりしていました。

あえて言うなら、鼻の存在感がなくなった感じ。

今まで詰まっていたので存在感抜群だった自分の鼻が、空気の通り道となり、涼しく軽く感じます。

最初から鼻が通っている人は、こんな辛い思いしなくても、こんなに軽やかな生活送っていたんだなとちょっと羨ましくも思いました。

何しろ、無事に鼻の綿が取れて良かったです。

鼻の中の状態は、感染症を起こしているようであまり良い状態でなかったので、追加の抗生物質を処方され、2週間後のプレートを除去する次の外来までは鼻うがいをがんばるように言われました。

術後の苦しさも長かったのですが、これで鼻呼吸も戻り、今まで通りの生活に戻れそうです。

 

 

鼻中隔湾曲症の手術後から1週間は、予定を空けておこう

鼻中隔湾曲症の手術後を体験して感じたのは、退院できたからと言って普通に生活できるわけじゃないということ。

この手術を受けることに決めたならば、退院後1週間は予定を入れないことをおすすめします。

体は(というか鼻は)全くもって思い通りにならないので、家で安静にできる準備をしておいた方が良いです。

ただ、鼻うがいをして綿が取れた日のすばらしさは格別。

早く鼻を通したいならば、鼻うがいをがんばるしかありません。

わたしは退院から9日後(手術から11日後)に両鼻が通りましたが、これは人それぞれですので参考程度になさってください。

↓↓↓2週間後のプレートが取れた日については、下記ブログにて報告しています↓↓↓

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アレルギー性鼻炎と副鼻腔炎など鼻づまりを治すため臨んだ鼻中隔湾曲症の手術。 術後1ヶ月が経ち、とうとう鼻に入れていたプレートを除去する日が訪れました。 プレートを除去するのは痛いのか? プレートを除去すると鼻の通りはどうなったのか? 手術の...
すずな

現在、2人の子どもを育てている専業主婦です。育児はできれば楽しく、家事はできれば手抜きしてがモットー。趣味や自分だけの時間も大切にして、毎日を充実させたいと思っています。人生の「今」を楽しむ。気になったことはどんどんチャレンジして、前を向いて生きていきたいです!