足のむくみで疲労感が取れなかったり、重たかったりすると、気分まで憂鬱になります。
わたしも足のむくみに悩まされていて、ひどい時には医療用ストッキングのお世話になっています。
定期的にリンパ浮腫外来で足のむくみを測定してもらっていて、その際にむくみをとるアドバイスをもらったのでまとめました。
悩んでいる方のケアに役立てば幸いです。
足のむくみを予防するためにケアできることを、リンパ浮腫外来で聞いてきました。
むくみは一度発症してしまうと、なかなか治らない厄介なもの。
日ごろのケアを怠らないことが悪化を予防するために必要です。
薄い布団1~2枚分くらいを敷いて体より少し上にあげることが良いです。
高くしすぎても逆効果。
寝るときに履くことのできるおしゃれな着圧ソックスも発見しました!
【履く美脚】ナイトウェルネス
1976年から人間工学に基づいた着圧インナーブランドを作り続けているイタリアのブランド『ソリデア』の着圧ソックス。
就寝時の身体に負担をかけない最適な履き心地で、季節を問わず、冷房や寒さにより冷えた脚全体を温めながら、冷え、疲れ、だるさにお悩みの脚を、心地よく、すっきりと美しくサポートしてくれます。
また、リンパの流れを滞らせないようにショーツはストレスフリーのものを選ぶと快適です。
話題のおしゃれふんどしはSheepeace(シーピース)
デザインもおしゃれなのでふんどしと言わない限り分かりません。
ぬるめのお湯に浸かる方がむくみには良いです。
熱すぎるお風呂や長湯はむくみを悪化させてしまう場合も。
むくみが出てしまうのは、リンパの流れが滞ってしまって足のリンパ液が下から上に戻らないため。
ポンプの役割を果たし、リンパの流れを助けてくれるのが着圧ガードルや着圧ソックスです。
むくみの範囲に合わせた着圧をすることが大切。
わたしの場合は最初は鼠径部のむくみだったのでガードルタイプを履き、膝上までむくみが出たときは、ストッキングタイプの着圧ソックスを履くようにしています。
ちなみに履いているメーカー・商品名は次のものです。
参考になれば幸いです。
①KEA工房 ソフトフィットロング
医療用ではない
↓
②KEA工房 パワーサポートガードル
医療用ではないが着圧が強い
↓
③デュオメディ 弾性ストッキング
医療用ストッキング 履くときには破らないように天然ゴム製の手袋が必要
むくみの症状が悪化するにつれて、着圧の強さを強くしていますが、医療用はきつすぎて、履いているとうっ血してしまい履かなくなってしまいました。
KEA工房 ソフトフィットロングは普段履きにちょうど良い着圧で、一番愛用しています。
また、メディキュットのストッキングならば、スカートの下でも気軽に履けるうえお手頃なのでおすすめです。
リンパドレナージがリンパを流す方法としてありますが、エステと医療用は違います。
リンパ浮腫外来などで正しいやり方を教えてもらい、日ごろから自分でケアすることをおすすめします。
簡単なやり方は次の通りです。
両手のひらで足を包み込むようにしながら、リンパ液を優しく押し流す感覚でやってみてください。
①足の下から上にに向かってリンパ液を流す ②足の付け根からわき腹を通って脇の下までリンパ液を流す |
力加減としては、皮膚を少し動かす程度に撫でること。
グイグイと強く押すのはリンパ線を損傷してしまう危険もあるのでNG。
あくまで、やさしく撫でる程度が良いです。
むくみがある場合、保湿や虫よけをきちんとすること。
なぜなら、むくみがある場合、傷からばい菌が入り、感染症にかかりやすくなるからです。
ひどくなると蜂窩織炎(ほうかしきえん)という足の腫れあがる症状になり、抗生剤での治療が必要となり入院する場合まであります。
むくみがあるならば日ごろから入念にケアしましょう。
むくみが出た場合には、病院のリンパ浮腫外来で診てもらいましょう。
両足の太ももやふくらはぎ、足などいくつも計測の上、むくみをチェック。
また、リンパドレナージュの正しいやり方を指導してくれます。
そして、必要ならば医療用の着圧ソックスなどを選んでしてもらいましょう。
自己判断での対処はむくみを悪化させてしまう場合もありますよ。
足のむくみがあるならば、人一倍自分の足を気遣うことが大切です。
むくみが悪くならないように、できることはやってみましょう。
むくみが辛い時には、無理せず休むのも良いですね。
足のむくみと上手に付き合いながら、無理のない日常生活を送ってみてください。