通信教材「小学ポピー」を実際に体験!1ヶ月に届いた中身と感想は?

小学ポピー冊子 子育て
小学ポピー1年生と小学ポピー2年生を取り寄せ

小学ポピー1年生と2年生を1ヶ月分取り寄せて、実際に小学生1・2年生の娘と息子に体験させてみました!

「ポピー」を新聞やインターネットで一度は目にしたことがあるけれど、通信教材で有名な「進研ゼミ」や「Z会」ほど情報が少なく、ちょっと怪しいと悪い口コミもちらほら…。

調べてみると、家庭用の通信教材「月刊ポピー」は、京都に本部を置く全日本家庭教育研究会が1973年に設立と同時に創刊した約50年も続く歴史ある通信教材。

長い歴史とは裏腹に、まだあまり知られていない教材の詳しい中身と親子の実際の感想を、今回お伝えします。

実際の中身や量はどうなんだろうと疑問に思っている方はぜひご参考にしてみてください。

「小学ポピー」1ヶ月の教材、全7冊をくわしく紹介

「小学ポピー」は毎月家庭に届く月刊の通信教材です。

今回、1ヶ月分の中身を取り寄せたので、一つずつくわしく紹介したいと思います。

全部で7種類の冊子が入っていて、届いたときには子どもが喜んで開いていました!

※今回ご紹介するのは2022年4月号となります。今後内容は変更される可能性もございますのでご参考までにご覧くださいね。

こくご

メインの問題集は、小学校で実際に使っている教科書と同じ題材の問題が掲載されています。

入会する際に、小学校を登録すると自動的にその小学校の教材のものが送られてくる仕組みになっています。

徹底しているのは、内容によって教科書の何ページに載っているか記載されていること。

まるでオーダーメイドで自分の子に作った問題集のようで、学校の授業で習った内容を家でそっくりそのまま復習することができます。

メインの教科書にはページが終わるごとに、子どもが選んで貼れるかわいいシールもついています。

学校のテストと同じ形式のテスト問題も付属。

テスト前に、こちらの模擬テストで対策しておけば安心です!

答えの別紙には、親がまる付けする際にわかりやすい解説がされています。

問題の意図するところから、間違えてしまったときの対応や、ほめてあげるポイントなどが丁寧に書かれています。

この冊子を通して、子どもの勉強のかかわり方を親が学ぶことができ、とてもよいなと感じました。

「そもそもどうやって教えていいかわからない」「間違いを指摘すると子どもすねてしまう」などのありがちな親のギモンや不安に対して、勉強の付き合い方の初歩をわかりやすく教えてくれます。

この点が市販されているドリルとは差がつく点だと思います!

さんすう

「さんすう」も同じように、メインの問題集・シール・テスト・解答集がセットになっています。

学校で習う教科書の進度で進むので、難しい内容はなく、無理なく進めることができます。

1にち1まい ひめくりドリル

授業の進み具合に関係なく、毎日1枚(表裏)で国語と算数をするワークドリル。

小学1年生のうちは、イラストも多く、量も少なめ

1回5分もかからないのではないでしょうか。

内容もクイズのような問題もあり、毎日楽しみながら家庭学習の習慣をつけられます。

今年度、小学校1年生に上がる娘に解かせたところこのドリルがとても楽しかったようで、1日1枚を楽しみに解いています。

娘・1年生
娘・1年生

絵がかわいいし、問題がおもしろい!

息子・2年生
息子・2年生

問題が短いから、もっと解きたくなる!

ポピー わくわくえいご

ポピーでは英語に親しめる教材が付いてきます。

スマホやタブレット、パソコンで指定のURLから冊子と同じデジタルブックにアクセスすると、英語の発音を聞くことができます。

デジタルブックを見てみる

1年生の内容は、「いろ・かたち」で聞こえてくる色を実際に冊子に塗ってみるというワークが、遊びながらできたので楽しかったです。

CDなどではないので、気軽に英語を聞かせられるという点で使いやすかったです。

ふしぎがいっぱい ぴかり!!

学校の生活科(理科・社会につながる教科)にあたる冊子が「ぴかり」です。

身近な動物の生態から、家庭科にあたる簡単なお料理やお洗濯の方法、また、小学生の生活を描いたマンガ、脳トレなどさまざまな特集が詰まっています。

身近な発見や体験から知的好奇心を育ててくれる上、生活のマナーやルールを学べるマンガもあるので、親子で楽しみながら思いやりの心、生きる力を伸ばすことができます。

娘はこの冊子がとても気に入ったようで、何度も眺めています。

特にうれしかったのは、【「くつ下」をあらおう!】という特集を見て、自分のくつ下をお風呂で洗ってくれたことです!

親としても助かりましたし、娘が自分で洗濯できるようになったことに成長を感じました。

このお洗濯が楽しかったようで、上履きも毎週末に洗ってくれるようになりました!!

ちなみに、息子は洗ってくれないのでその子によって響くところは違うようです…。

娘・1年生
娘・1年生

今日持ち帰ったうわばきも、わたしが洗うね~!!

こころの文庫「おむすび ころりん」

毎月1冊、絵本よりは少し長いくらいの物語冊子が付いてきます。

今回は、1年生が「おむすびころりん」、2年生が「イソップものがたり」でした。

子どもたちが自分で読めるように、ふりがなや漢字も適切にあり、読書の習慣を身につけるのにちょうどよい分量だと感じました。

カラーのイラストもかわいらしく、読んでいてほっこりやさしい気持ちになれます。

1冊は薄いので本棚でかさばることもないので、徐々に増やしていってあとで読む返すのもおすすめです。

息子・2年生
息子・2年生

ひとりでぜんぶ読めたよ!

子育て情報誌Popyf

親向けの育児情報をまとめた冊子です。

「1日10分の丸つけが子どもの学力を伸ばす」という特集から、悩み相談、親力診断、インターネットとの付き合い方など、興味深い内容が。

ちょっと時間のあるときに、頭にいれておきたい最新の子育て情報が満載です。

小学ポピーの無料サンプル請求

体験して感じた「小学ポピー」のメリット3つ

小学ポピーを1ヶ月分体験してみて、親のわたしが良いと感じた点を紹介します。

家庭での学習習慣がつけやすい

1日に解く問題の量としては多すぎないところが、家庭学習を身につけさせるのに効果的でした。

「学校の宿題と一緒にポピーも1枚だけやろう!」というとやってくれます。

難易度も難しすぎないので、子どもが勉強に取りかかるまでのハードルが低め

少しずつでも、毎日続けることで、家で勉強する習慣を無理なく作ることができます。

学校の勉強を着実に身につけやすい

教科書に沿った内容は、一度授業で先生に習ってくるので、親がいちいち教えなくても復習しやすいです。

また反復学習することで、低学年のうちから小学校で習う基礎学力は着実に身に着け、高学年になっても困らないですむのではないでしょうか。

まずは、学校の勉強でつまづかないようにするという点でポピーは最適な教材でした!

もちろんテスト対策もばっちりなので、学校の成績も上がるはずです。

紙教材ならではの安心感がある

通信教材といえばタブレット教材が流行していますが、紙教材ならではの良さもあります。

まず、目にやさしいので勉強していても疲れにくいです。

また、机に向かって正しく座ることや、えんぴつや消しゴムの使い方を覚えられます

小学校に入学して初めて机に向かう子どもにとって、学習の基本は紙教材の方が学びやすいことも多いです。

息子・2年生
息子・2年生

タブレットより紙の方が書きやすいからイライラしない。

そして、親が丸つけすることで子どもの勉強を把握することができます。

小学校に上がると一気に親の出番が減ってしまうので、家庭学習の時間は貴重な親子のコミュニケーションの場になります。

娘・1年生
娘・1年生

ママ~、丸つけして~!!

体験して感じた「小学ポピー」のデメリット3つ

小学ポピーのここは今ひとつと感じた点も紹介します。

学習量やバリエーションが少なめ

タブレット教材に比べると、学習できる量や範囲はやはり少なめです。

ただ、紙教材だけで比較した場合は、他社と同じくらいの量だと思います。

学校で習う範囲をカバーするという点では十分です。

また、家庭学習の習慣をはじめる第一歩としては最適な量です。

もしも「英語」や「プログラミング」、「読書」などほかの分野をもう少し勉強させたい場合は、ほかの教材をプラスしてもよいでしょう。

子どもを惹きつけるおまけ要素が少なめ

進研ゼミなどを見ると、たくさんの付録が届いたり、子どもを惹きつけるためのコンテンツが充実しています。

ポピーにもポイントを貯めるとごほうびの文具がもらえたり、漢字や計算ができるデジタルコンテンツがあったりします。

ですが量を比べると、ポピーは紙教材がメインで余計なものはあまりついてこない印象。

ごほうびが欲しいから勉強をするというよりは、ポピーは勉強自体がおもしろいと感じさせて勉強させるというスタンスだと思います。

親の丸つけが必要

低学年向けのポピー教材は、親のまる付けを大事にした作りになっています。

親が関わることで、子どもの勉強効率もアップするので、まる付けが必要。

忙しくすぎて、まる付けまで見られないという方には向かないかもしれません。

月刊「小学ポピー」の6年生までの値段はいくら?

通信教材を始めると、学年が上がるにつれて値段が上がっていくのもひとつのネックに。

せっかく始めたのに、思いのほか値段が高くなっていき、こんなはずじゃなかったと後悔しないためにも先に6年生まで続けた場合のおおよその値段も見ておきましょう。

小学ポピー(毎月払い)進研ゼミ(毎月払い)Z会(毎月払い)
小学1年生2,5003,930円4,840円
小学2年生2,9003,930円5,060円
小学3年生3,3004,490円5,280円
小学4年生3,3005,080円5,940円
小学5年生3,8006,080円7,590円
小学6年生3,8006,540円8,250円
※表示価格は税込みです。
※会費には各種サービスが含まれます。
※オプション講座を含まない金額です。
※Z会の3年生以降の金額は4教科セットの場合の金額です。
※2022年2月現時点での料金です。

ポピーは他教材と比べて断然安い!!

余計な付録もついていないためか、長く続けるのに良心的な価格設定です。

通信教材「小学ポピー」をおすすめできる家庭は?

さて、ここまでポピーの紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか?

わたしが使ってみて、こんな親御さんに向いている通信教材かなと思ったのでまとめてみました。

・余計な付録は、片付けるのも大変だし必要ない

・勉強させるなら、紙教材の方が安心

・できれば費用が安い方がうれしい

・子どもの勉強は、なるべくそばで見てあげたい

ひとつでも当てはまる方は、小学ポピーを検討してみてもいいかもしれません。

無料でおためし見本をもらえたり、1ヶ月分だけ2500円で体験したりすることもできます。

ぜひお子さんと一緒に、実際に手に取って体験してみてください。

~無料見本・1ヶ月おためし体験はこちらから~

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